お峰・辰の市
早速拝見いたしました。『鬼平犯科帳６＜お峰・辰の市＞』。
やはり鬼平はいいですね～。やることなすこと、粋ですね。惚れ惚れです。
また、中村吉右衛門さんが、本当にぴったりです。
最初、池波正太郎氏は、お父様の松本白鸚さんをイメージされていたそうですね。
でも、私はやはり吉右衛門さんのほうが、しっくりします。
どうも白鸚さんは平蔵の父、長谷川宣雄のように見えてしまいます。
別に白鸚さんが、吉右衛門さんのお父様だから、というわけでもないんでしょうが、何となく・・・。
今回のお話ですが、平蔵がおまさに言った言葉が胸に沁みました。
今は足を洗ったお峰に会ったことを報告しにきたおまさに、昔の仲間を疑うような辛いことをさせ、
すまねえなぁ、と。
それをさせているのが、他ならぬ自分だということをよくよく承知しての言葉です。
そして、無事に江戸を去るお峰・辰の市を二人で見送るシーン。
自分に恋心を抱くおまさの気持ち、密偵として険しい道を歩むおまさに、
おなごは誰でも惚れた男と一緒になって、子を抱くことが夢なのか、と。
それができぬおまさの気持ちを、痛いほどわかっていての言葉。
平蔵のおまさに対する感謝、謝罪ともとれる気持ちが、この言葉の裏に感じられました。
こんな男のためならば、自分の命をかけてでも、と思わされてしまいますね。
平蔵はいろいろな意味で、理想の人です。
しかし、原作ではおまさも二度ほど結婚してるんですよね。
ひとりはTVでもありましたから、ご存知の方いるかもしれません、狐火です。
狐火の死後平蔵の元に戻り、また密偵としておつとめをいたしますが、その仕事をしながらの結婚です。
ご存じない方は、一度是非お読みになってみて下さい♪
さて、今回の肝心要は、グランパさんこと堀田眞三さんです。
いや～、最近のお姿になじんでいる私には、何ともお若い！という印象が一番でした。
ワルかったですね～、やはり。憎々しげなお顔をされていました。
でも、あまり粘着質な感じのワルではなかったので、いっそ清々しいワルのような感じもしました。
人質をとって言うことをきかせようという、卑怯な手段をとってはいましたが・・・。
お若い頃の堀田さんも、やはり素晴らしい悪役ぶりでした。
でも、あの頃よりも今のほうがもっと素敵だなぁと思いました。
失礼ながら、いい年を重ねていらしてるんだなぁと、ふと、そんなことを感じました。
ところで、来月から、白鸚さんの鬼平も放映されるらしいです。
まだこちらをご存知ない方は、是非ご覧になって下さい♪
やはり鬼平はいいですね～。やることなすこと、粋ですね。惚れ惚れです。
また、中村吉右衛門さんが、本当にぴったりです。
最初、池波正太郎氏は、お父様の松本白鸚さんをイメージされていたそうですね。
でも、私はやはり吉右衛門さんのほうが、しっくりします。
どうも白鸚さんは平蔵の父、長谷川宣雄のように見えてしまいます。
別に白鸚さんが、吉右衛門さんのお父様だから、というわけでもないんでしょうが、何となく・・・。
今回のお話ですが、平蔵がおまさに言った言葉が胸に沁みました。
今は足を洗ったお峰に会ったことを報告しにきたおまさに、昔の仲間を疑うような辛いことをさせ、
すまねえなぁ、と。
それをさせているのが、他ならぬ自分だということをよくよく承知しての言葉です。
そして、無事に江戸を去るお峰・辰の市を二人で見送るシーン。
自分に恋心を抱くおまさの気持ち、密偵として険しい道を歩むおまさに、
おなごは誰でも惚れた男と一緒になって、子を抱くことが夢なのか、と。
それができぬおまさの気持ちを、痛いほどわかっていての言葉。
平蔵のおまさに対する感謝、謝罪ともとれる気持ちが、この言葉の裏に感じられました。
こんな男のためならば、自分の命をかけてでも、と思わされてしまいますね。
平蔵はいろいろな意味で、理想の人です。
しかし、原作ではおまさも二度ほど結婚してるんですよね。
ひとりはTVでもありましたから、ご存知の方いるかもしれません、狐火です。
狐火の死後平蔵の元に戻り、また密偵としておつとめをいたしますが、その仕事をしながらの結婚です。
ご存じない方は、一度是非お読みになってみて下さい♪
さて、今回の肝心要は、グランパさんこと堀田眞三さんです。
いや～、最近のお姿になじんでいる私には、何ともお若い！という印象が一番でした。
ワルかったですね～、やはり。憎々しげなお顔をされていました。
でも、あまり粘着質な感じのワルではなかったので、いっそ清々しいワルのような感じもしました。
人質をとって言うことをきかせようという、卑怯な手段をとってはいましたが・・・。
お若い頃の堀田さんも、やはり素晴らしい悪役ぶりでした。
でも、あの頃よりも今のほうがもっと素敵だなぁと思いました。
失礼ながら、いい年を重ねていらしてるんだなぁと、ふと、そんなことを感じました。
ところで、来月から、白鸚さんの鬼平も放映されるらしいです。
まだこちらをご存知ない方は、是非ご覧になって下さい♪
