尾崎紀世彦さん

今日ののど自慢、ゲストのお一人が尾崎紀世彦さんでした。
この方は、もともとの声量があるんでしょうが、やはり見事な唄いっぷりでした。
マイクがね、こう、口元から離れてるんですよ。
それでも、よく通るのびのある声が、響き渡っていました。

最近の歌手の方って、もうマイクに食いつかんばかりに口を近づけて、歌ってますよね。
ああいうのを見てると、ちょっと、う~ん、と考えてしまうんです。
プロの歌手って、こんなもんだったかなぁって。
だから、今日尾崎さんが唄ってるお姿を拝見してたら、ホッとしてしまいました。
プロだよなぁ、と。

2年前だったか、バリー・マニロウの歌をTVで聴きました。その時60くらいだったかな。
でも、とてもそんな年齢とは思えない、見事な歌でした。
さすが、世界的スター!という貫禄でした。
今でも、きっとトレーニングを欠かさないんだろうと思います。

尾崎さんも、そうなんだろうなと思います。
声は鍛えないと、出にくくなってしまいますから。

歌手っていうのは、声が出てこそのものです。
だから、その声を自在に操れる術を身につけるトレーニング、若手の方々にもしていただきたいですね。

尾崎さんは、歌声はもちろんのこと、パフォーマンスも、プロのそれでした。