ゴンゾウの遠藤さん

先週の『ゴンゾウ ~伝説の刑事』、拝見しました。
遠藤憲一さん、出番は少なかったですね。

実の妹に、最低だとか、ヤクザに殺されてしまえばいいとか、
そんなことを言われちゃう、どうしようもない男の役でした。
でも、本当の極悪人ではなく、手を講じれば救いようがある男だったんですよね。

遠藤さんの演じられていたシーンは、電話ボックスでのワンシーンのみ。
それは被害者の人となりを証明する重要なシーンで、何とも印象に残りました。
そして、切ないシーンでもありました。

被害者の女性は、情婦ではなく、本当に想い、想いあった相手だった。
それが伝わってくるような、遠藤さんの演技でした。
殺されてしまった彼女を思い出しているかのような、あのまなざし・・・。
最期、事切れる時の表情は、彼女のところにいけるという喜びがあったような気がします。

主演の内野聖陽さんの演技もあると思いますが、何だか切なくなって、泣けてしまいました。
とても切なかったけれど、相思相愛であったという事実は、少し、救われた感じがします。

それにしても、筒井道隆さん、いや~な感じですねぇ。
あまりドラマは観ないので最近はアラフォーしか知りませんが、彼はちょっととぼけた素直な青年、
というイメージがあったものですから、いささか驚きました。

いろいろ抱えていそうで、気になりますね。
犯人も誰だか気になるし、何だか、もしかしたら続けて観てしまいそうな気がします。

そんな、ゴンゾウ鑑賞でありました♪