ハードボイルド

久々に、読書ネタいかせていただきます。

もともと漫画しか読まなかった私が小説を熱心に読むようになったのは、20歳過ぎてからでした。
今でこそ趣味・読書、なんて書けたりしますが、学生の頃にはとんでもないことでした。

その読書傾向も偏ってまして、ミステリーしか読まなかったんです。
あとは、エッセイとかかわった本を少々(笑)

それが、Vシネマをいろいろ拝見するようになったら、ちょっとハードボイルドが
読みたくなってきてしまったんです。
ハードボイルドなミステリーもあるでしょうが、そういった作品にはあまり興味がありませんでした。
もう、影響されまくりですね(^^;

それで、まず私が思い浮かべたのは大沢在昌さんでした。
そして何故か最初に手にしたのがエッセイ。つい歌舞伎町での撮影・・・なんて文章につられてしまいました。

そこへ今度はグランパさんが大沢さんの作品をお読みになって、おもしろいと書かれていたもんだから、
すぐさま小説を読み始めました。

これが、やはりおもしろかったんですよ。
すぐに夢中になって、いろいろ買い漁ってしまいました。
若干活字中毒のケがあるので、ないと落ち着かなかったりして・・・。

そうこうするうちに、他のところである作家の方を知りました。
その名を、今野敏(びん)さんといいます。

この方の本の感想が書かれていたんですが、それがおもしろそうだったんですよね。
ちょっといろんな方のハードボイルドを読んでみたいなぁと思っていたので、また早速読んでみました。

・・・もう、どっぷりはまってしまいました。すっごいおもしろいんです!
はっきりいって地味です。でもすごくおもしろい。
人物像がはっきりしているからか、リアリティがあったりして。
とにかく読んでると、先へ先へと読まずにはいられないんです。

もちろん好みがありますので、苦手かも~、という方もいらっしゃると思います。
でも、あの文章力、うまさは本物だと、私は思います。

ちなみに、以前土曜ワイド劇場で放送された『隠蔽捜査』の原作が、今野さんの作品です。
陣内さんと柳葉さんでやってました。

今野さんはいろんな分野のお話を書かれてますが、警察小説の評価が高いんです。
私が読んだのも、ほとんどがその警察小説です。
できれば、TVでシリーズものをドラマにしてくれないかなぁと思ったりしてます。

ご興味のある方は、是非一度お読みになってみて下さい♪