観察②

まずは司会の加藤さんが登場。そしてお二人をお呼びしました。
挨拶をうながされた和さんは、『短めにだろ?終電なくなっちゃうからね。』といきなり
笑わせて下さいました。和さんさすがです!

和さんは、ひとりの人間を長いストロークで演じられることを、とても楽しんでいたそうです。
実際に相手は見えないから、想像しながら演じられたりもしたそうです。
横井監督も、和さんがほぼ完璧に茂樹を演じられたので、注文することもあまりなかったとのこと。

ところで司会の加藤さんですが、実はこの映画に出演したらしいのですが、カットされてしまったらしいです。
和さんとお二人で監督が編集しているところへ行った時には、かろうじて出演シーンがあったそうな。
でも帰りに、あれはカットされるな、と和さんに言われて、本当になってしまったそうです。
その縁で、司会をさせていただいてます、とお話されてました。

そして加藤さん、お二人の理想の女性は?と質問。台本どおりだったそうですが、ここで聞くことか?
と和さんに責められていました。そして和さんは、その質問はうまくはぐらかしてしまいました。
横井監督は、一生懸命考えられていましたよ~笑

トークショー終了後、出口ではやはり恒例のお見送りをされる和さんと横井監督が。
私は急に緊張してしまい、またやっちゃいました。
両手を差し伸べて握手して下さる和さんに、私も両手を差し出しました。
すると、肩にかけたバッグが一気にひじまで落ちてしまいました。
和さんは握手をしながら、『ありがとうございます』、と私に言って下さった後、『大丈夫ですか』
と言いながら、バッグを肩にかけなおして下さいました。
ああ、もう何でいつも私は・・・。和さんを前にすると、何かやらかしてます。
『大丈夫です。ありがとうございます!』とお礼をちゃんと、言えたと、思います・・・。

その後、じゅんこさんと私は和さんにサインと写真をお願いしました。
加藤さんに和さんとのツーショットを撮っていただきました。
そして、和さんに差し入れをお渡しした時、和さんから、『今日は六本木は?』と声をかけていただきました。
一気に舞い上がってしまいました、はい。
いちおうお答えしたんですが、昨日観ましたというのを忘れ、後悔しました。
いつになるかわかりませんが、次こそは、もっと落ち着いてお話ができますようにと、心に誓いました。
でも、幸せなひと時でした。
小沢和義様、ありがとうございました!

こうして、今年最後のイベントの夜は終わりました。