大スター

先日、ケーブルTVのチャンネルNECOで、「国定忠治」を放送してました。
主役は辰巳柳太郎さん。共演は島田正吾さん、津島恵子さんなどがいました。

私も辰巳さんはあまり覚えていないんですが、島田さんは、「鬼平犯科帳」に、
たしか蓑火のお頭役で出演されてたのを拝見しました。ですので、どんな方だったか、お顔は知っていました。

でも、この「国定忠治」では、当たり前なんですが、すごくお若いんですよ。何せ、1954年の作品ですから。
だから、最初島田さんがどの方かよくわかりませんでした。
声を聞いて、あ、これは聞き覚えのある声だ、この人だ!とわかりました。

私のイメージでは、失礼ながら、優しそうなおじいさん、といった感じだったんです。
でもこの時は、いかにも強面、といった感じで、イメージと違ってました。
メイクもあると思いますが、ちょっと、驚いてしまいました。

そして、辰巳さんと島田さんが並んでお座りになってるシーン。
いや~、もうさすがとしか言いようがなかったですね!
迫力が凄いんですよ!ただ座ってるだけなのに、貫禄たっぷりで!
これが往年の大スターか!と思わされました。
ああいうのが、オーラが違うっていうんでしょうね。
本当に、感動してしまいました。

もし機会があれば、こういった作品をご覧になるのも、また楽しいのではないかと思います。
往年のスターの迫力を、是非感じていただきたいです。