GOZU

観てしまいました。「極道恐怖大劇場 牛頭<ごず>」。
やくざホラーです。でも、笑ってしまいました。

この作品は、カンヌ国際映画祭でも大絶賛されたらしいですね。
三池崇史監督、やっぱり凄い方です。

しかし、いきなりの豪華出演です。
哀川翔さん、遠藤憲一さん、山口祥行さん、小沢仁志さん、小沢和義さん、曽根英樹(現・悠多)さん。
そして石橋蓮司さんも登場。感激です。(確認できた順)
でも、このシーンは、私にはちょっと正視できないシーンがありました。
作り物とわかっていても、あれは辛かったなぁ・・・。

物語は、翔さんが正気じゃなくなってるっていうことから始まっていくんですね。
その翔さんを、組長の命令で曽根さんがやくざ処分場に連れて行こうとする。
そして、現実とは思えない、異様な世界に巻き込まれていってしまうんです。

曽根さんは、怯えっぷりがかわいらしかったですね。つい、やくざなのに、怖いんだぁと思ってしまいました。
まあ、あの、翔さんが再び登場してくる、最後のシーンは怖いだろうなぁと思いますが。
でも、私はあの音には笑ってしまいまいましたけどね(笑)

処分場では、丹波哲郎さんと、加藤雅也さんが登場します。
加藤さんは、最初誰だかわかりませんでした。
ああいうとぼけたような役をやると、加藤さんおもしろいですよね。私はけっこう好きです。

しかし、何と言うんでしょう。やはりホラーなので、常識ではありえないようなこともありなわけで。
何て奇想天外な作品なんだろうと、思ってしまいました。
吉野君佳さんも、大奮闘って感じで、よくやったなぁ~と、驚いてしまいました。

ところで、この作品には特典がいろいろ付いてまして、全部ご覧になることをおすすめいたします。
監督と、脚本の佐藤佐吉氏の音声Bコースは、裏話が聞けておもしろいですよ。
他にも、ああなるほど!と思える説明がされているコーナーもあります。
そして、何といってもメイキング!これは絶対ご覧になって下さい!!
エンケンさん、仁志さん、山口さんに和さんが、小さなチワワをかわいがっている、
ファン垂涎のシーンが観られますよ~♪たまりませんでしたよ(笑)

ちなみに、企画・制作には、曽根さんのお父様の曽根晴美さんが携ってらっしゃいます。
もちろん役者としてもご出演されていて、いつもの凄みのきいた役とはまったく違う役を演じてました。
ちょっと、違った意味での凄みがあったといえば、ありましたが・・・。

まだご覧になってない方は、是非、冬のやくざホラー、楽しんでみてはいかがでしょうか♪