どむろく

もう一週間前になるんですね、グランパさんにお会いしに、川崎へ行ったのは。早いものです。
その際、実はお酒をお渡ししました。それがタイトルの、どむろく。
このお酒のことを、うれしいことに、先日グランパさんがブログでご紹介下さったんです。
心配だった味のほうも、お口に合ったご様子。感激してしまいました!
そこで私も、ちょっとこのお酒について書いてみようかなっと。

そもそも私は、そんなに飲めるほうではありません。
飲むこと自体、飲む場は好きなんですが、眠くなってしまうんですね(笑)

日本酒は、年始のお屠蘇でいただいておりまして、馴染み深いのか、一番好きでして。
中でもにごり酒、大好きなんです。
こういうと、すごい飲んべぇのように聞こえるかもしれませんが、量はあまり飲めませんので。
ではどうしてにごり酒が一番好きになったか。出逢いは学生の時でした。

学際の時、先輩方が研究室で酒盛りをしてたんですね。
その時に、一口だけいただいたのが、どぶろくだったんです。
たった一口だったのに、その味といったら!今でも忘れられない美味しさだったんです!

それからというもの、にごり酒が気になって気になって。
でも、量が飲めないので、小さい瓶のものくらいしか買えなくて。
だから、なかなかこれっていう味に出逢えませんでした。

そうしてにごり酒を求め続けて十余年(大袈裟だな)。ついにめぐりあったのが、このどむろくでした。
数年前にできたスーパーで、初めて見ました。名前を見て、これは!?と思いましたよ。
何たって名前がどむろく。これって、どぶろくのこと!?と色めき立ってしまいました。
でも、私にはちょっと瓶が大きい。720ml、飲みきるの大変だよなぁと、その時はあきらめました。

しかし、店に行く度見る度、どうしても飲んでみたいという誘惑に駆られる。
悩み悩んでその年の暮れ。正月だったら昼間から飲んだっていいだろう!と勝手に決めつけ、ようやく購入です。

ドキドキワクワクしながら、まずは静かに瓶をふる。そして栓を開けると、プシュッと軽い音。
活性生原酒というこのお酒は、瓶の中でも醗酵を繰り返しているらしいんです。
期待に胸膨らませ初めて口にした瞬間、うまい!と思ってしまいました。
おいしい、というよりも、うまい!といったほうがしっくりくる感じです。
醗酵しているので、軽くピリッと、舌に心地よい刺激があり、程よい甘さが口に広がるんです。
そしてグランパさんもおっしゃってましたが、お腹の中でも醗酵しているような感じ。
こう、体に染み渡っていくようなんですよね。
もう、久々の大ヒットでした。いや、私にとってはホームランでしたね(笑)

それ以来、毎年寒い時期に発売されると、やったー!と、心の中で万歳しています。
そして、ひとりで正月に楽しんでいます。今年も楽しませていただきました♪

そんなお酒、このどむろくは、長野県の遠藤酒造場にて製造販売されています。
ご興味がおありの方は、是非、お試し下さい♪